旅は一過性の余暇から中長期の計画を立てて楽しみ、学ぶものへ。私たちは旅の持つ魅力を最大限に生かし、これまで見落としがちだった様々な課題を同時に解決していくプランを提唱していきます。「旅×社会的課題」旅はもっと深くなる。
自分が主役じゃない旅なんて、と思われるかと思いますが、そろそろそういう方向転換もいいのではないでしょうか?マンネリから抜け出すために、今回主役に抜擢されるのは「野菜」です。
野菜が旅なんてするのかと言われれば、現実には野菜それぞれですが、結構な移動距離を経て私たちの食卓に行き着いているのはうすうすご存知でしょう。産地で育った野菜は、収穫期を向かえ、出荷され、様々な流通経路を辿り、市場を通り、各小売店舗へと行き着き、購入され、消費されていきます。
この一連の流れはおよそ数ヶ月から半年のタームで繰り返されます。つまりそのタームが野菜の一生なのです。種の植え付けや苗の作付けから消費されるまでの過程を疑似体験する試みがこの企画の趣旨なのです。
上記のタームにはそれぞれ第1次産業(生産)、2次産業(加工)、3次産業(流通、販売)というすべての産業がかかわっています。逆に言うと、一つでも欠けてしまうと、成り立たないのが現在の仕組みです。これはすべての手順が掛け合わさることによって、野菜の消費は保たれていると言え、1~3次産業は、1×2×3の6次産業と見て捉えることができます。この概念を提唱したのは、今村奈良臣(いまむら ならおみ)氏で、農業が置かれた現状を的確に言い表すと同時に、各三行の経営方針の転換を仰ぐ有力な手段として注目を集めています。
「旅野菜」では、この第6次産業の概念の普及と、その実現に向けた行動を組み込みながら一過性で終わらない旅を提案していきます。
募集要項:2012年春より順次募集開始予定
主 催:もう一つのプロジェクト旅野菜実行委員会
「もう一つのプロジェクトは」、「ゴミ拾い駅伝」、「ウェルカムラフト」、「もう一つのメディア」、「もう一つのトラベル」、それに更なる可能性と余白の追求を続ける「もう一つの事業」を手掛ける複合事業型NPOです。単一の分野にとらわれず、様々な社会的な問題を、もう一つの切り口から解決に結び付けていきます。2005年12月発足、2011年12月より特定非営利活動法人(NPO法人)
